簡易的な線形静解析がSolidWorks(SimulationXpress)とFusion360で出来るので比較してみました。

モデルは断面が10mm×10mmの正方形で長さが100mmの直方体
材料はそれぞれの材料ライブラリに入っているものから各種パラメータが近いもの選択(単位が違ってますが、そのまま書き写しているのでご勘弁を)

SolidWorks
材料:AISI 1020 鋼、冷延
弾性係数:205000 N/mm2
質量密度:7870 kg/m3
ポアソン比:0.29

Fusion360
材料:鋼 AISI 1022
密度:7.3858e-6 kg/mm3
弾性係数:205000 MPa
ポアソン比:0.29

■解析条件
・端面を固定
・上面に10Nの荷重

■解析結果
・Solidworks(SimulationXpress)

・Fusion360

変位はほぼ同じくらいの結果が得られたけど、応力の結果が違うんだよなぁ
SolidWorksは「Von Mises」って書いてあるけど最大主応力と解釈すればいいのかな、そうすればだいたい値は同じなんだよな

Fusion360の方が応力と変位のほかにひずみや安全率も計算してくれるし、各要素に分解した場合の結果も表示してくれるから便利(変位の場合、合計とX、Y、Zそれぞれなど)
SolidWorksのSLDPRTをアップロードして読み込めるから、ファイルのやり取りがちょっと手間だけど解析はFusion360でやった方がいいな
という結果になりました。


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