先月、東京ビッグサイトで開催された設計・製造ソリューション展を見てきました。

立体造型に関しては扱える材料の種類が増え、造形精度も装置によってかなり向上していました。

今回の展示で一番気になったのは「X線CTスキャン」

3Dスキャンなのですが、内部構造まですべてスキャン可能

今までの3Dスキャンでは「陰」になる見えないところはスキャンできないので、そういった場所はデータ化したとき「穴」になっていました

X線CTスキャンなので完成品の内部を壊すことなく確認でき、測定精度が±30μmとの事でしたのでかなり複雑な形状のモノでもスキャンしてデータ化可能です

現品しかない壊せないモノでデータ化しなければなら無いような時

このスキャナー以上に役立つものは無いかもしれませんね