先回に引き続き「コップ」をほかのコマンドを使って作ってみます。
1.回転
回転を使用してモデリングする場合、「回転軸」と回転させる「断面」が必要になります。
回転を使うとこんな形状のコップが作れます。
2.ロフト
ロフトを使ってモデリングする場合、上下の面2つのスケッチが必要になります。
上下の面のスケッチは同じである必要はなく、違う形にするとこうなります。
3.スイープ
スイープを使ってモデリングをするときには、「断面」と断面の流れを決める「パス」が必要です。
コップの外形ができたら後は中をくり抜いてコップの出来上がりです。
中をくり抜く方法は「押し出し」でも「シェル」でもいいですし、今回紹介したコマンドを組み合わせてモデリングしてもいいです。
先回今回と紹介したコマンドで大体の形はモデリングできます。
ソフトによってはモデリングするために便利なコマンドがいろいろ用意されています。
ですが基本はどれも一緒です。
・スケッチを描く
・立体化する
大事なのは作りたい形をちゃんとイメージすることだと思います。
作りたい形のイメージができていればあとはそのイメージに近づけるためにどのコマンドを使ってモデリングするか考えるだけです。
どのコマンドを使ったらいいのかは、いろんな形状をモデリングしていく中で自然と判断できるようになっていくと思います。
なのでいろんなコマンドを使ってモデリングを楽しんでください。
立体造形や3DCAD・CGなど3Dデータに関して興味ある方や、ものづくりに興味のある方などお気軽にご相談ください。
データ作成から立体造形などご要望にお応えします。