【CAD・CG】【立体造形】

作成事例の紹介

エキマテを使用して焼き菓子用の押し型を製作しました

食品衛生法に適合した光造形用レジン「エキマテ」を使用して、焼き菓子用の押し型を製作した事例をご紹介します。

今回ご依頼いただいたのは、長年使用されてきた焼き菓子用の押し型の修理についてでした。
これまで使用していた押し型が古くなり、修理が必要になったものの、元の押し型を製作した職人の方が高齢により引退されていたため、修理に対応できる製作先が見つからないという状況でした。

そこで、弊社にご相談をいただき、3Dデータと3Dプリンターを活用した押し型の製作を行うことになりました。

今回の製作には、Expert Material Laboratories株式会社が開発した光造形3Dプリンター用レジン「エキマテ」をしています。
エキマテは、食品衛生法に適合した専用レジンです。水道水と台所用洗剤による洗浄に対応していることなど、食品に関わる造形用途を考慮した特徴を持っています。

また、今回の造形では、レジンだけでなく、レジンタンクとビルドプレートもエキマテ専用のものを用意することで、通常の造形環境とは分けて管理し、食品に関わる用途に配慮した製作環境を整えています。

エキマテの主な特徴は次のとおりです。

  • 食品衛生法に適合: 食品に関わる器具などへの活用が可能な材料です。
  • 水洗いに対応: 造形後の洗浄に水道水と台所用洗剤を使用できます。
  • 低臭気: 一般的な光造形用レジンと比較して、臭いを抑えた設計です。
  • アレルゲンフリー設計: 特定のアレルゲン物質を使用していません。

造形材料だけでなく、造形に使用するパーツにも配慮することで、食品に関わる製品の製作に適した造形環境を整えています。

3Dデータと3Dプリンターによる押し型の製作

今回のように、従来の製作者が引退してしまい、修理や再製作が難しくなった道具であっても、3D技術を活用することで、新たに製作できる可能性があります。

3Dデータを活用すれば、形状や寸法をデータとして管理できるため、必要に応じた修正や調整にも柔軟に対応できます。また、一度作成したデータを保存しておくことで、将来的な追加製作や形状変更にも役立ちます。

古くなった部品や道具の再製作もご相談ください

長年使用してきた製品や部品は、製作者の引退や製造元の廃業などによって、修理や再製作が難しくなることがあります。

イメージ工房では、既存の製品や部品をもとにした3Dデータ作成から、3Dプリンターによる造形、試作品の製作まで幅広く対応しています。

「修理したいけれど対応できる製作先がない」「古い部品を同じ形状で作り直したい」「図面が残っていないけれど再製作したい」といったお困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。

これまで培ってきた3Dデータ作成の経験と、用途に応じた造形技術を生かし、さまざまな製作課題の解決をお手伝いします。

※エキマテは食品衛生法に適合した材料ですが、造形品を食品に直接触れる用途で使用する場合は、メーカーが指定する造形条件、洗浄、二次硬化などの後処理および使用条件を守る必要があります。完成した造形品の食品接触用途への適合性については、使用環境や条件を含め、事前に確認してください。